どうも、レパード(@leopardkunn)です!
今回はダイロン プレミアムダイという染料で、スニーカーやTシャツを染めてみたので、染め方や色味などを紹介します。
- 衣類を自分で染めてみたい
- 色あせた衣類を染め直したい
こんな方は、ぜひ参考にしてください。
ダイロン プレミアムダイとは
今回使用する染料は、こちらの「ダイロン プレミアムダイ」という商品。
ダイロン(DYLON)は、1946年にロンドンで誕生した染料販売のメーカーです。
中でも「プレミアムダイ」というシリーズは、発色の鮮やかさ、染料の定着の良さが優れていて、40℃のお湯で手軽に染められるのが特徴。
タイダイやスニーカー染めに最適です。
カラーラインナップも豊富で、今回はOcean Blue(オーシャンブルー)というカラーを使用します。
染めるもの
今回染めるものはこちら。
- 白スニーカー(バンズ オーセンティック)
- 白Tシャツ(ヘインズ ビーフィー)
- ピンク色のプリントTシャツ
白スニーカーは、バンズのオーセンティック。
洗ったときにできた黄ばみが気になるので染めてみることにしました。
Tシャツはヘインズのビーフィーと、ピンク色のプリントTシャツです。
Tシャツはどんな感じになるのか実験的に染めてみます。
事前に準備したもの
- プレミアムダイ
- 塩 250g
- ゴム手袋
- 混ぜ棒(割り箸)
- 空のペットボトル(500ml)
- 容器(ステンレス、アルミ、プラスチック製)
- ※カラーストップ(色止め剤)
色ムラを防ぐために、容器はスニーカーが楽に入る大きさのものを用意しました。
ダイロン プレミアムダイの使い方
- 染めるものは洗って汚れやノリを取り除き、濡れた状態にしておく
- プレミアムダイ 1袋で染まる量は繊維 約250g(Tシャツ 約2枚分)
- 染まるものは、天然繊維(綿、麻、絹、ウール等)、レーヨン
- 染まらないものは、ポリエステル、アクリル、ナイロン、特殊加工が施されたもの
スニーカーとTシャツを染めてみる
ペットボトルにプレミアムダイ 1袋と、500mlのお湯(40℃)を入れ、よく混ぜます。
容器に6Lのお湯(40℃)をはります。
- 容器に塩 250gを入れ、よく混ぜる
- ペットボトルの染料を容器に入れ、よく混ぜる
染めるものを入れ、15分間しっかり混ぜます。
その後、ムラにならないよう時々かき混ぜながら45分間浸けおきます。
使用方法にある染色時間は60分ですが、染まり具合をみて調整してもOKです。
下の画像は染色時間ごとの染まり具合の比較です。(濡れた状態だと濃く染まっているように見えますが、乾くとかなり薄くなるので注意。)
今回の染色時間はこちら。
- 白スニーカー :60分
- 白Tシャツ :5分
- ピンクTシャツ:30分
浸けおきしてから45分が経過したので、水洗いしてよくすすぎ脱水後、陰干ししたら完了。
完成したスニーカーがこちら。
乾いたら色がかなり薄くなりました。写真では伝わりにくいですが、青色というよりは、水色ですね。
天然繊維しか染まらないので、アッパー、タンやインソールは染まっていますが、タグやステッチは染まっていません。
思ったよりも色ムラはなくいい感じです。
もとの画像と比較するとこんな感じ。中々いい感じに染まっています。
少し気になる点としては、
- ソールが少し染まっている
- シューホールとその周辺が濃く染まっている
ソールが少し染まったのはお湯の温度が高すぎた(60℃くらい)のが原因かなと思います。
シューホールについては、乾いた後に拭き取ると、マシになりました。
シューレースを通すとこんな感じ。単体で見ると、この色もいい感じかも。
実際に履いてみるとこんな感じ。
う〜ん、やっぱり色が薄いな…
ということで、スニーカーはもう一度染め直します。
続いて、完成したTシャツがこちら。
- 白Tシャツ :染色時間 5分
- ピンクTシャツ:染色時間 30分
白Tシャツは薄い水色になりました。
色ムラはなし。ステッチが染まってないのがいい感じです。
こちらのTシャツはスニーカーと一緒に再度染めることにします。
ピンクTシャツは紫色になると予想していましたが、実際は暗めの青色になりました。
プリント部分はもちろん染まっていません。
混ぜが足りなかったのか、所々 色ムラになっているのが残念。
もともと背面にシミがあって、消えるかなと思っていましたが、シミは消えませんでした。(染料よりシミのほうが色が濃いためと思われる)
こちらのTシャツはこれで完成!(部屋着にします)
2回目の染色
スニーカーとTシャツを、同じ染料で再度染めました。
染色方法は1回目と同じですが、今回はこちらの「カラーストップ」を使って色止めを行います。
カラーストップの使い方はこちら。
カラーストップは、染色後に水洗いして余分な染料をすすいだあとに行います。
染色で使用した容器に、色止めするものが十分に浸かる量のお湯(今回は60℃くらい)をはり、カラーストップを入れ、よく混ぜます。
色止めするものを容器に浸し、15分間浸けおきます。(時々まぜる)
水ですすいで、脱水後、陰干ししたら完了。
完成したスニーカーがこちら。
写真では伝わりにくいですが、なかなかいい感じの鮮やかな青色になりました。
一回目と比べてもかなり濃く染まっています。
濃く染めるには染める回数を増やすのが有効なようです。
シューレースを通すとこんな感じ。
実際に履いてみるとこんな感じ。
晴れた日に見ると少し色味が薄く感じます。これはこれで経年変化が楽しみ。
続いて、完成したTシャツがこちら。
2回目の染色時間は10分くらい。所々 色ムラが目立ちます。
一回目と比べると、水色から青色に変わっているのがわかります。
洗濯していくとどんな感じに色落ちしていくのか楽しみです。
まとめ
今回はダイロン プレミアムダイという染料で、スニーカーやTシャツを染めてみたので、染め方や色味などを紹介しました。
- ダイロン プレミアムダイは家庭で手軽に染められる染料
- ダイロン プレミアムダイは天然繊維しか染まらない
- 白い繊維を染める場合は、2回染めるときれいに染まる
- 色落ちが気になる場合は、カラーストップを使うのがおすすめ
めちゃくちゃ簡単に染められるので、ぜひ挑戦してみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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